ECOPRESS-202

エコプレス202は、タッチパネルで操作でプログラム管理が出来る２軸の自動埋込機です。エコプレス102 と同様の機能を有した埋込ユニットが２つ持ちます。

エコプレス202は、モールドを２つセット出来るので、埋込径が２種類必要な場合や埋込量が多い現場に最適な埋込機です。

ECOPRESS-202 のベネフィット

• モールドだけ交換可能

エコプレスシリーズは、ヒーターユニット分離型を採用しています。その為、モールドだけを取り外すことが出来ます。そのメリットは、複数の径の試料埋込を行いたい場合、モールドセットだけ購入するれば良いので大幅なコストカットが出来ます。モールドに傷が入った際も、モールドだけ購入すれば済むので修理費も安く抑えることが出来ます。ヒーターユニットが故障した場合も同様に、故障個所だけの修理で済みます。分離型のデメリットは、一体型と比べて熱伝導性が悪くなるので、埋込時間が１分程度伸びる事です。

• １時間で１６個の試料を埋込

埋め込む数が多い現場では、埋め込み処理時間が重要な項目です。中間ラムを使用することで１回の埋込で２個の埋込試料を作製出来ます。エコプレス202で、この中間ラムを使用し一般的な埋込を行った場合、準備作業を含めて約１５分で４個、１時間では１６個の埋込試料を作ることが可能です。中間ラムを使用する場合は、埋込高さが１２mm程度までという制限が有りますので注意して下さい。

• 特殊な埋込も可能

プログラムに「予熱機能」と「予圧機能」のパラメータを持っています。予熱機能は、任意の温度まで圧力を掛けないことで、樹脂を軟化させて細かな隙間まで入り込ませる効果があります。予圧機能は、任意の圧力を２段階で掛けることにより、非鉄金属等の圧力に弱い試料への負荷を軽減し形状が崩れることを防止する効果があります。

• 危険な試料埋込から安全な試料埋込へ

旧型の埋込機をまだ使用しているという現場の責任者様に、エコプレスシリーズを強くお勧めします。旧型埋込機はヒーターが剥き出しで危険な上に、冷却機能が無いものが多い為、熱い試料を埋込不十分で取り出した場合、樹脂が破裂する恐れがあり大変危険です。エコプレスシリーズは、ヒーター部が断熱材とカバーで保護され、水冷方式により短時間で埋込試料を冷却し提供するので、オペレータの安全をしっかり確保するだけでなく、埋込の質の向上、工数の削減も実現出来ます。

• 安心の故障対応

装置は、故障のリスクも考えておかなければなりません。ハルツォク・ジャパンは、故障が考えられる部品は在庫をストックし、即日対応も可能な体制を整えています。さらに、ハルツォク・ジャパン（メタログラフィ事業部）で販売の装置には２年保証が付いています。初期不良で１年、さらに初期には現れない部品の耐久不良に対し１年と考え、２年間の無償修理期間を設けています。ハルツォク・ジャパンはアフターサービスの会社です。ご安心して装置をお使いください。