METACUT-302

手動切断専用のメタカット302の特長は、説明書を見なくても誰でも使えるシンプルな操作性です。操作は、スターとボタンを押してレバーを倒すだけです。プログラム、パラメータの設定等は何もないので、導入して直ぐに使用が出来ます。切断方法は、試料に対し切断砥石を上から下降させるチョップ式です。

機能も必要最小限のものに絞り込んでいますが、切断面のクオリティはサーボカット302と同等レベルです。無駄を削ぎ落すことで、使用部品が減り故障率を低下させ、コストカットも実現させました。

METACUT-302のベネフィット

• 誰でも使える切断機

操作ボタンは「スタート」「ストップ」「ライト」「クーラント」の4つだけ。説明書を読まなくても使用出来るので、多くの人が使う場合に最適です。例えば、複数の部署で使用する現場、パートさんも使用する現場、学生が使用する学校などに多く導入されています。

• 初めての精密切断機にお勧め

切断する試料は多くないが、クオリティーの高い精密切断機が無いと検査が出来ないので購入を検討しているという場合はメタカット302 がお勧めです。金属系の試料であれば小さな試料から最大Φ110mmの試料までカバーが出来ます。横窓を開ければ長いパイプ等も切断出来る汎用性があります。さらに、導入コストの安さも魅力です。

• レバー式である

「手動切断はレバー式でないと！」とこだわる方がいらっしゃいますが、実際その通りなんです。モータに直結されたレバーから伝わる振動を感じ取り、試料へのダメージを最小限に抑える切断を行うには、レバー式の手動切断機でないと出来ません。研磨も手研磨に勝るものはないと言いますが、切断に置いてもそれは同じです。しかし、これが出来るには豊富な経験と技術があることが大前提になります。つまり、メタカット302は初心者向けの切断機であり、玄人向けの切断機でもあるのです。

• 安全な職場環境の提供

シンプルさが売りの手動切断機の場合、安全性まで削ぎ落している装置を見かけます。メタカット302 は誰でも使える切断機だからこそ最高レベルの安全性が必要と考えます。切断室は軽くて強度の高い素材のフード式のフルカバーがオペレータの安全を守ります。切断砥石は、カバーが空いていると回転しません。切断中はカバーにロックが掛かり開けることは出来ません。停止後は砥石が停止するまで開かないようになっています。

• 安心の故障対応

装置は、故障のリスクも考えておかなければなりません。ハルツォク・ジャパンは、故障が考えられる部品は在庫をストックし、即日対応も可能な体制を整えています。さらに、ハルツォク・ジャパン（メタログラフィ事業部）で販売の装置には２年保証が付いています。初期不良で１年、さらに初期には現れない部品の耐久不良に対し１年と考え、２年間の無償修理期間を設けています。ハルツォク・ジャパンはアフターサービスの会社です。ご安心して装置をお使いください。