切断機・埋込機・研磨機から消耗品まで メタログラフィ事業部
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中型精密切断機 手動/自動タイプ

SERVOCUT-402

型番 : 1566(代表型番)

  • 中型切断機
サーボカット402は最大でφ405mmの砥石が取付可能な中型切断機です。サーボカット302よりも一回り広いテーブルで、取付けられるクランプ、オプションも多くなります。テーブル送り切断とチョップ切断が標準切断方法になります。

SERVOCUT-402の特長

サーボカット402は、中型切断機の最上位機種です。汎用タイプのサーボカット302と比較して、砥石がΦ400サイズになっただけでありません。高トルク型切断モータの回転トルクは、駆動ベルトでさらにトルクが増幅され強力な切断力を生み出します。切断室、テーブルサイズも中型切断機としては余裕のスペックを誇ります。

さらに、サーボカット302よりもオプション、アクセサリーが増えています。一般的なスペックの中型切断機では、切断に満足出来ていないという方には、ワンランク上のサーボカット402をお勧めします。


SERVOCUT-402のベネフィット

  • オペレータの工数削減

作業工数の削減で最も効果のある方法は自動化です。サーボカット402は切断作業を自働化することでオペレータの時間を生み出し現場の生産性を向上させることが出来ます。試料をセットする時間を短縮したい場合は、最適なクランプ選びとX軸(横軸移動)、レーザー照射ユニットなどの機能を選択することで実現が出来ます。

  • 切断距離の長さ

サーボカット402のテーブルは前後に300mm、左右に150mm、砥石は上下に255mm移動が出来ます。一般的な検査用の試料であれば余裕のあるスペックなので、長さのある試料、高さのある試料も切断が可能になるはずです。これまで、切断を2度しないと切れなかったものが1度で出来るようになると、切断面の段差などが無くなり質の高い切断が出来るようになります。切断作業はもちろん、その後の研磨作業の工数、工程削減にもつながります。

  • 大型切断機並みの切断力

切断は出来るが負荷が高く切断スピードを上げられない、過負荷で止まることがあるといった場合、多くは装置に対し試料がオーバースペックの可能性が高いです。周速が同じ場合、回転軸の中心からの距離が離れるほど切断力は上がります。だからと言って、ただ大きな砥石を取付ければ良いわけではありません。そのパワーを引き出すモータと剛性の強い安定した筐体が無ければ実現しません。サーボカット402は、その条件を満たしたハイスペックな切断機です。

  • 安全な職場環境の提供

サーボカット402は、安全を考慮し落下の危険が無いスライド扉を採用しています。切断中は扉が開かない強固な安全ロックが装備されています。各軸を動かす際は、挟み込み防止の為に左手でロック解除ボタンを押してないと操作出来ないようになっています。クーラントのミストが気になる、臭いを抑えたい、換気の悪い環境にある場合はミストセパレータを付けることで作業環境を改善出来ます。

  • 安心の故障対応

装置は、故障のリスクも考えておかなければなりません。ハルツォク・ジャパンは、故障が考えられる部品は在庫をストックし、即日対応も可能な体制を整えています。さらに、ハルツォク・ジャパン(メタログラフィ事業部)で販売の装置には2年保証が付いています。初期不良で1年、さらに初期には現れない部品の耐久不良に対し1年と考え、2年間の無償修理期間を設けています。ハルツォク・ジャパンはアフターサービスの会社です。ご安心して装置をお使いください。

SERVOCUT-402の基本スペック

項目 基本スペック※
切断砥石径 Φ405~350mm
砥石回転数 600-3200rpm
切断可能サイズ Φ150mm / □85、350mm
切断方式 自動
テーブル寸法 X軸無:幅550、奥行484mm
X軸有:幅446、奥行484mm
X軸 移動距離(選択) 150mm
Y軸 移動距離 300mm
Z軸 移動距離 255mm
平行切断 (X軸選択時) 自動
切断速度 0.02-5.0mm/sec
テーブル送り切断(Y軸) 自動
チョップ切断(Z軸) 自動
パルス切断 ○(任意の距離前進、後退を繰返す)
切断モータ 7.5kW
操作方法 タッチパネル + ジョグスティック
プログラム数 100
切断室照明 防水型LED
安全機構 安全ロックスイッチ
電源 3相200V 35A、消費電力 7.9kW
3相400V 18A、消費電力 7.9kW
寸法、重量 幅114、奥行112、高169cm / 730kg
タンク 135ℓ

※モデルによりスペックが変わるものが有ります。詳細はカタログでご確認下さい。


SERVOCUT-402の型式説明

型式 Z軸 Y軸 X軸
AA

自動

自動
AA AX 自動 自動 自動

※Y軸仕様で手動、自動共有タイプは、オプションの「GR1680」を選択して下さい。

<モデルの説明>

  • AA : テーブル送り切断、チョップ切断共に自動で行うモデルです。AAにすることで揺動切断やオプションの特殊切断「GR0925」が選べるようになります。
  • AA AX : AAにX軸が付いたモデルです。自動平行切断、正確な切断位置調整が必要な方はコチラのモデルをお選び下さい。

SERVOCUT-402のオプション


【GR0125】レーザー照射ユニット

【GR0140】3色警告灯

【GR0991-02】フランジ(大)

【GR1554】ミストフィルター

【GR1553】バンドクール

【GR1540】循環タンク用磁性棒

【GR1559】循環タンク用レベルセンサ

【GR0925】ソフトウェア(特殊切断用)
【GR0139】自動洗浄システム
欲しい機能がオプションに無いという場合は、「こんな機能が欲しい。」とご相談下さい。各設計部と検討しご提案を差し上げます。


SERVOCUT-402のクランプ


【GR0030】ワンタッチクランプ(左)

【GR0029】ワンタッチクランプ(右)

【GR0154】スプリング式クランプ

【GR0312】ネジ縦切り用バイス

【GR0612】3軸方向クランプ

【1502】垂直クランプ

【GR0033】チェーンスパナセット

【1504】高さ調整ブロック


【GR0609】複数試料用クランプ 

【1500】Vブロック 

【GR0615 ~ GR0618】Vサポート 

既成のクランプでは固定出来ない、専用のクランプで作業性をもっと上げたい、という場合は『ハルツォク工房』にご相談下さい。「こんな感じのものが欲しい。」とお伝え下さい。ご提案のイメージ図をお送りしますのでご検討下さい。

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