MICRACUT-200-S

ミクラカット200Sは、いろいろな使い方が出来るユニークな卓上精密切断機です。使い方は３通りあります。１つ目は、小さい試料向けの精密切断機として。２つ目は、テーブル板を取付て基板や薄板の切出しが出来るテーブルソーとして。３つ目は、研磨ホイールを取付て、埋込試料の面出し等の研磨機として使用することが出来ます。

ミクラカット200Sにはテーブルが無く、代わりにアームが付いています。このアームに試料を取り付けて切断砥石または、ホイール当ててに試料を切断します。

ミクラカット200S は、ミクラカット152 の上位スペック装置に当たりますが、スペック以上に切断の自由度が大幅に上がっています。

MICRACUT-200-S のベネフィット

• 基板の切断に最適

大型の基板から、小さな基板、多層基板など様々な基板の切断に適しています。テーブルソーとして使えるので、切り出し作業も行えます。ミクラカット200S は、テーブルソーでは珍しいカバーをしたままでの切断も可能なので、オペレーターの安全性も確保されます。テーブルソーをカバーを付けたまま行いたい場合は「可動式カッティングテーブル」をお選び下さい。

• ホイール切断に最適

ホイール切断が最適に行える機構になっています。基板、電子部品、セラミックス、生物試料、樹脂といった試料の精密切断に向いています。ホイールの目詰まりを解消する「ドレッシングユニット」は標準搭載されています。ホイールがメインですが、切断砥石を使用した切断も可能です。

• 研磨ホイールも使える切断機

ミクラカット200Sは、研磨機としても使用出来ます。カップ式の研磨ホイールを取付て埋込試料の面出しや斜めに切断した試料の修正などが出来ます。基板の試料は見たいターゲット付近まで平面で削ることが出来るので、その後の研磨工程で失敗が少なくなります。

• 安全な職場環境の提供

ミクラカット200S はフォード式の前面カバーでオペレータの安全を確保しています。カバーセンサーにより、切断中カバーが開けられると即停止し、カバーが開いているとホイールは回転しません。前面の押しやすい位置に非常停止ボタンを配置し、装置を止めたい時はすぐに非常停止ボタンがおせるようになっています。非常停止解除後に、装置が動き出すことは有りませんのでご安心下さい。安全カバーのロック式への変更も可能です。

• 安心の故障対応

装置は、故障のリスクも考えておかなければなりません。ハルツォク・ジャパンは、故障が考えられる部品は在庫をストックし、即日対応も可能な体制を整えています。さらに、ハルツォク・ジャパン（メタログラフィ事業部）で販売の装置には２年保証が付いています。初期不良で１年、さらに初期には現れない部品の耐久不良に対し１年と考え、２年間の無償修理期間を設けています。ハルツォク・ジャパンはアフターサービスの会社です。ご安心して装置をお使いください。